僕の嫌いな言葉に《優しい》という言葉がある。
厳密に言うと、僕の《自分に言われたら嫌い、あまり好きではないな言葉》だろう。
僕にとって、それは当たり前にしたい言動だから。
自分の当たり前を他の人に向けてるだけであって、それを改めて言われても「そうなのか?」と疑問に思うし、別に特別なことをする様な技術もないと本気で思ってるから困惑もする。
何より、僕は優しくない。
出来ることなら優しくありたいが、まだまだ足りていない部分が多すぎて優しい人間だと思えない。
相手は僕のことを理解してくれていないんだなと少し残念に思うことも正直ある。
「どういう人間なのか分かって貰えてないのか」と。
コレは自分の心から感じる気持ちであってカッコつけとかでは一切ない。
ってかこんなんでカッコつけてたらむしろダサいし馬鹿みたいだ。
こんな理由もあって、この言葉はあまり好きではないのだが、実は一番の理由もある。
それは【それだけ】で終わること。
《優しいだけ》の人間にどこまで魅力があるのか?
人を気遣うなんてそこら辺の人にだって出来る。
《人に優しくある》なんて割と見れる光景の中に存在する。
しかし、優しいだけの人間の行いに目が向いても、それ以上になることというのは多くはない様に感じる。
それがとにかく嫌。
人に優しくした結果、ただ都合の良い様に使われてそのままポイっとされる。
優しいだけじゃ損をする。
僕はコレが嫌なんだ。
でも、だからと言って他に何をすべきなのかなんて分からない。
武器は多くない。
だからその一本刀を磨いていきたいとは思ってる。
何度も錆びてて研ぐのも辛いんだけどね。
人それぞれの考え方で変わる答えなんて沢山あるし、この問題もその一つではある。
だからこそ理解を得るのが大変で嫌いなのだ。
優しさが孤立しない世の中って生まれないもんかね。
...なんて、ちょっとした愚痴混じりの日記ということで。
では...(* ̄▽ ̄)ノ